スポルティングFCが考える『環境』と『育成』について
子ども達の成長を1番に考える『5つの環境』
1、地域の子ども達がサッカーを楽しむ環境
スポルティングFCに所属している子ども達は全員が中央区の小学校に通う子ども達です。
また、活動場所も「緑丘小学校」と「幌西小学校」を拠点となっております。
中央区の子ども達が中央区の会場でサッカーを楽しめる環境となっております。
2、未経験からでもサッカーが向上する環境
スポルティングFCの子ども達は、9割近くスポルティングFCで初めてサッカーを始めています。
未経験でもチーム内でレベルに合った練習環境を作るようにしています。
また、指導者も地域の選抜チームを指導するコーチや経験豊富なコーチも在籍しています。
未経験から始めて中学生でJ下部組織に入団する選手も出て育成には自信を持っております。
3、サッカーを通して取り組む力や考える力を育む環境
スポルティングFCでは、スクール活動とは違い練習試合や各種大会参加など試合機会を大事にしております。
試合環境を作ってあげることで「練習」→「試合」→「振り返り」→「練習」といったサイクルを作ってあげることが出来ます。
そういったサイクルの中で自分で努力する力だったり、自分を客観視する力を養うことが出来ます。
これは、スポーツの力で養える育成だと思っております。
4、子ども達が自立して成長出来る環境
スポルティングFCでは、子ども達が自分で成長出来る環境を大事にしています。
そのため、保護者のお手伝いは無しとなっております。
『自分の事を自分で考える』
自分の力で出来る事が増えていく事が、子ども達の成長と考えています。
5、将来を見据えた指導環境
スポルティングFCでは、小学生年代を「育成の入り口」と考えています。
この年代で、勝利を最優先にするのではなく、勝利を目指しながらサッカー選手としての土台を育んでいく事が大切だと考えています。
そういった取り組みが形になり、中学生年代では色々なチームから声をかけていただけるようになりました。
中学生に向けたチーム選びについても、しっかり相談して決めています。
「スポルティングFCの主な進路先」
【クラブチーム】
コンサドーレ札幌・アンフィニ・札幌ジュニア・クラブフィールズ・FC DENOVA・ベアフット
【部活動】
啓明中学校・向陵中学校・伏見中学校
スポルティングFCの育成について
1、スポーツを通した育成
サッカーに限らず、スポーツは子ども達を成長させてくれます。
なぜならば、スポーツは教えてもらうだけでは成長する事は難しいからです。
自分で自分の事を見直したり、自分で考える事で始めて競技としても成長します。
そういった経験が、子ども達が大人に向かっていくために、とても重要な経験となります。
学校だけでは学べない事が、サッカーにはたくさんあります。
スポルティングFCでは、そういった人としての成長を大切にしています。
2、結果を最優先にしない育成
昨今、子ども達を取り巻くサッカーの環境は、飛躍的に向上しました。
公式戦の数も多くなり、プライベート大会の数も多くなりました。
子ども達が試合を行える環境が整備されている事は、とても良い事です。
しかし、同時に試合結果を重視する傾向が強くなってきた事も事実です。
ですが、小学生年代は、1人1人の身体的な成長スピードや精神的な成熟に差があるのが当たり前です。
だから、結果を最優先するのではなく、中学生にどのように繋げてあげるかが、本当の育成と考えています。
ですので、スポルティングFCでは、子ども達と一緒に勝利を目指しながら、結果を最優先にしない将来に繋げる育成を大切にしています。
3、自立を目指した育成
子ども達の将来を考えた時、私たち大人の関わり方が非常に大切になってきます。
子ども達が出来る限り失敗しないように、大人の経験を伝えてあげる事も大切です。
ですが、それと同じように『子ども達が自分で選択して成功や失敗を経験する』事も大切な事です。
私たち大人も、そういった経験を経て成長していきました。
だから、子ども達にも同じような経験が大切になっていきます。
そして、少しずつ子ども達が自立していく事が大人への成長だと考えています。
ですので、スポルティングFCでは自立を目指した育成を大切にしています。
最後に
スポルティングFCでは、このような育成を大切にしてきた事で、中学生年代ではレベルの高いチームに入団する事が出来ています。
レベルの高いチームに入団した子ども達は、小学生年代では全道大会に出場出来ていない子ども達も多くいます。
ですが、中学生年代では大きく成長した姿を見せてくれています。
より多くの子ども達が、スポルティングFCで成長して、大きくなっていってほしいなと思います。